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ラーダーラーニー降誕祭

今年のラーダーラーニーの降誕祭は8月26日!


ラーダーラーニーはクリシュナが最も愛するお方で、クリシュナのpleasure potency 至福のエネルギーです。クリシュナは全ての源で、完全に独立しています。ゆえに、楽しまれたい時には、自分の中にすでに存在する喜びを拡張させます。その人物こそがラーダーラーニーです。二人一緒でabsolute truth絶対真理が構成されます。


ラーダラーニの名前

ー サンスクリットのaradhana アラダーナに由来し、aradhana アラダーナは崇拝、rani ラーニは女王という意味です。

ー ラーダーは純粋な献身奉仕を体現し、彼女より偉大な献身者はいません。

ー 彼女は誰よりもクリシュナへの奉仕に優れているため、ラーダーラーニーと呼ばれます。


ラーダーラーニーの美しさ

クリシュナ自身とても美しく、何十万ものキューピッドを魅了するため、madana-mohana 「キューピッドを魅了する者と呼ばれていますが、ラーダーラーニーはそのクリシュナさえも魅了するのです。ゆえに彼女はmadana-mohana-mohini キューピッドを魅了する者を魅了する者」と呼ばれます。


ラーダーラーニーの生誕

女の子を欲しがっていたヴリシャバヌ王はある日、ヤムナ川に沐浴しに行きました。そこで輝く蓮華の花が浮いているのをみつけ、蓮華の中で眠る最も美しい赤ちゃんを発見しました。


突然主ブラフマーが空に現れ、ヴリシャバヌ王と妻のキールティダが前世で偉大な苦行を行った成果として、主ヴィシュヌの配偶者が娘として授けられたことをヴリシャバヌ王に告げました。そしてその子の面倒をよく見るよう指示しました。


大いに喜んだヴリシャバヌ王は赤ちゃんをラヴァルにある家に連れて帰りました。キールティダーも大変喜び、二人はさまざまな儀式の用意をし、何千もの牛をブラフマナたちに贈りました。ラーダーは宝石で飾られたゆりかごに入れられ、街のたくさんの少女たちが揺らしにきました。彼女の輝きは日に日に増していきましたが、数日たっても彼女は一切泣くことも、目を開くこともしませんでした。両親はラーダーが盲目かつ愚かなのかと心配し始めたのです。


そんな時、偉大な聖者ナーラダ・ムニが家に訪れ、彼の力を信じた王はラーダーをナーラダの膝の上におきました。するとナーラダの目から涙がとめどもなく流れはじめました。ラーダはナーラダに彼女の真の聖なるお姿を明かしたのです。この後、ナーラダは王に「あなたは最も幸運です。主ハリにとって最も愛おしいあなたの娘は、ゴークラの地を喜びで溢れさせます」と告げました。王はラーダーはいつか目を開くのかと尋ねると、ナーラダは心配いらないと答えました。ヴラジャの王、ナンダ・マハラージャと妻のヤショーダーが、クリシュナを連れ、あなたの家に訪れる際、全てがうまくいくと。


その後、両親は盛大なお祝いの儀式を企画し、ラヴァル、そしてゴークラの知り合いたちを招待しました。もちろんナンダ・マハラージャの家族も招待されていました。儀式の当日、ナンダ・マハラージャとヤショーダーはローヒニとともに、まだ幼いクリシュナとバララーマを連れて、お祝いの儀式に参加しました。


1歳のお誕生日をちょうど迎えたばかりのクリシュナはハイハイしながら中庭を動き回っていました。そしてラーダーが眠るゆりかごにたどり着き、つかまり立ちをしながら中を覗き込み、月のような美しいラーダーの顔を見つめました。ラーダーはクリシュナの超越的な体から漂う香りをかいだ瞬間、初めて目を開き、クリシュナを見つめたのです。クリシュナは愛おしそうにラーダーを見つめ、笑顔をお見せになりました。突然ラーダーは泣き出しました。それを聞き、ヴリシャバヌ王とキーリティダー、そして集まっていた人たちは全員、ラーダーが盲目でも愚かでもないことに大変喜びました。


なぜラーダーはクリシュナが現れるまで目を開けなかったのでしょう?


ラーダーは自分の人生の主であるクリシュナより先に、他の誰かを見たくはなかったのです。




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