今年の12月25日はギーター・ジャヤンティ、クリシュナによってギーターがアルジュナに語られた日です!
世界中のイスコン寺院ではこの吉兆な日にヤジュナ(火の儀式)を行い、700節にも及ぶバガヴァッド・ギーター(サンスクリットのみ、または翻訳のみ)を読み上げます。解説抜きで節を読むと大体2時間位かかります。もちろんおうちでも読み上げを行えます。
シュリーラ・プラブパーダのバガヴァッド・ギーターはありのままにBGを提示しています。ギーターは一度ではなく、何度も読まれるべきであり、超越的な文献であるため、何度読んでも新鮮で、新しい発見があります。
バガヴァッド・ギーターの内容
ギーターは主に5つの主題を扱っています。
ー isvara 支配者(神)
ー jiva 魂(個々の生命体)
ー prakrti 物質自然の様式
ー kala 時間
ー karma カルマ
バガヴァッド・ギーターの栄光
ヴェーダを森に例えるとすれば、108のウパニシャッドはヴェーダの花であり、ギーターウパニシャッドはその美しい花々で作られたガーランドです。
またヴェーダはマハ・ヴィシュヌの呼吸とも言われています。ギーターはヴィシュヌの根源であるシュリー・クリシュナの口から語られている言葉であるため、とっても特別なのです。
ギーターは太陽☀️のように純粋で、浄化作用があります。
1 純粋なものも不純なものも、分け隔てなく高める。
太陽は普通の水たまりも、汚い水たまりも同じように蒸発させる。
2 浄化された不純物はどこに行ったのか、だれもわからない。
太陽は汚い水を綺麗にするが、汚れがどこに行ったのか誰もわからない
3 汚れた者に触れたからといって、決して汚れない。
汚い水から不純物を浄化させたとしても、太陽自体は決して汚れない。
私たちは体を毎日洗わなくてはなりませんが、マインドを綺麗にする機会はなかなかありません。ではどう綺麗にすればいいのか?バガヴァッド・ギーターを一回でもきちんと深く勉強すれば、マインドは洗われるといわれています。
バガヴァッド・ギーターを読むときの姿勢
ー 自分のためのシャーストラとして捉える。
ー プラブパーダが自分に宛ててくださった手紙として考える。もしプラブパーダが私たちに手紙を送ってくださったら、私たちはそれをフレームに入れ、毎日読むはず。この本はプラブパーダが私たちのために書いてくださった700通の手紙から構成されている。
ー 熱意と誠意を持って学ぶべき。
ー 毎年読むことが勧められています。1日2節読めば、1年で終わりますよ!
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