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ゴーピーたちの栄光



5種類の関係

クリシュナとの関係において、5種類の関係があります。


私へ身を委ねた程度に応じて

私は人々に報いる。

プリターの子よ

生きとし生ける者は皆

あらゆる方角から私への道を進んでいるのだ。

ーバガヴァッド・ギーター  4-11


1 santa-rasa 中立的な関係

2 dasya-rasa 主従関係

3 sakhya-rasa 友情関係

4 vatsalya-rasa 親子関係

5 madhurya-rasa 恋愛関係 


恋愛関係にはまた2種類があり、結婚相手との恋愛感情と、恋人との恋愛感情があります。

> svakiya-rasa 結婚 (ドヴァラカの妃たちなど)

> parakiya-rasa 恋人 (ヴラジャの乙女たち)


この5種類の関係の中でも恋愛関係、特にゴーピーたちが抱くクリシュナへのムードが一番高貴だと述べられています。(CC Adi 4.42-45参照)


ゴーピーたちとは?

ラーダーラーニーの拡張には主に3種類あります。

1 ラーダーラーニーの姿の反映 → 幸運の女神たち

2 ラーダラーニーの部分拡張体 → ドヴァラーカの妃たち

3 ラーダーラーニーの拡張体 → ゴーピーたち


ゴーピーたちは主に4つの目的を担っています。

1 純粋な献身奉仕を示し、主の献身者たちを魅了すること。

2 クリシュナがラサ・ダンスや他の遊戯の甘さを味わえるよう、アシストすること。

3 純粋にクリシュナに仕えること。(彼女たちの愛情こそ、真の愛であり、そこには情欲のかけらもない)

4 クリシュナの先生、弟子、召使、友人、そして恋人として振る舞うこと。 他のゴーピーたちはみな、クリシュナとラーダーラーニーの遊戯から得られる喜びが増すよう、手伝った。ゴーピーたちは彼らの相互の喜びの道具として行動した。(CC Adi 4-217)


ゴーピーたちの種類

ゴーピーたちは5つのグループに分けられると言われています。その5つはsakhīs サキー、nitya-sakhīs ニッティヤ・サキー、 prāṇa-sakhīs プラーナ・サキー、priya-sakhīs プリヤ・サキー、そしてparama-preṣṭha-sakhīs パラマ・プレシュタ・サキーです。(・・・)パラマ・プレシュタ・サキーは8人おり、クリシュナとラーダーの交際関係において時にはクリシュナの味方をし、時にはラーダーラーニーの味方をする時もあります。それはただ、どちらかをえこひいきしたような状態を作ることによって、交際がより快くなるからです。


8人の主要なゴーピーたち


左からトゥンガヴィディヤ、チトラ、チャンパカラタ、ラリター、(マーダヴァ、ラーダー、)ヴィシャカ、インドゥレーカ、ランガデーヴィー、スデーヴィー


純粋な献身者はゴーピーたちの例にしたがって、彼女たちを次のように崇拝します。「美しい姿をした牛飼いの乙女たち全員に尊敬の礼を捧げます。彼女たちの姿はとても魅力的です。ただその美しく魅力的な姿だけを使って至高人格神クリシュナを崇拝しています」その若いゴーピーたちの中で一際優れているのがシュリーマティー・ラーダーラーニーです。

ー ネクター・オブ・デボーション44


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