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師の蓮華の御足



グルの御足はなぜ蓮華の花にたとえられるのでしょう?


sri-guru-carana-padma, kevala-bhakati-sadma,

bando mui savadhana mate

jahara prasade bhai, e bhava toriya jai,

krsna-prapti hoy jaha ha’te

師の蓮華の御足は、私たちが純粋な献身奉仕に到達できる唯一の道です。私たちは、その蓮華の御足に強い畏敬(いけい)と尊敬の念を持ってひれ伏します。人は、師の恩恵によって物質的苦悩の海を乗り切り、クリシュナの慈悲に辿りつくことができます。

(グル・プージャ ーシュリーラ・ナロッタマ・ダーサ・タクーラ)


蓮華の花の特徴


1)とても美しい

ー グルの御足は弟子にとって美しく、心を魅了する。

ー グルの蓮華の御足を見ることで、弟子の心は癒される。


2)水に浮かんでいるが、水に触れてはいない

ー グルは物質世界に来るが、物質界の三様相には触れない。

ー グルの蓮華の御足は物質的ではなく、超越している。


3)特別な蜜(マドゥ)を持っている(とても甘い)

ー マルハナバチは色々な花から蜜を集めますが、中にはバラやケータキのようにとげいっぱいの花もあります。ハチはそんな花のとげで羽を傷つけられ、苦しみ、疲れながらもようやく蓮華の花にたどり着きます。そしてそこで特別に甘い蜜を吸い、栄養を蓄えます。jiva 魂も同じように、物質世界でいろんな体を持ち、いろんな環境を体験します。しかしsamsara-davanala 山火事のような物質世界では涼しむ場所がありません。グルの御足に保護を求めることで魂は、本当の栄養(精神生活の教え)を頂き、本当の幸せを手に入れることができるのです。    


ー 蓮華の蜜はとても特別な蜜、パドマ・マドゥとよばれ、アーユルヴェーダでは目の薬として知られています。その薬は目のバイ菌を取り除いてくれます。guru padma madhu グルの蓮華の御足からとれるパドマ・マドゥは弟子の目の汚れ、そして物質的な視野を取り除き、精神的な視力を与えることができます。この視野で主シャマスンダラの美しい姿を見ることができるのです。


om ajnana-timirandhasya

jnananjana-salakaya

caksur unmilitam yena

tasmai sri-gurave namah


私は無知の暗闇の中、盲目で、正しい視野もなく生まれた。

シュリー・グルはいわれのない慈悲で、そんな私の目を知識の明かりで開けてくださった。


4) 蓮華の花は日の出と共に開き、夕暮れと共に閉じる

ー グル・パドマ(蓮華)は弟子が真剣に「神のもとに戻りたい!」と願うことで開きます。弟子がグルの指示に従わなかったり、 nama aparadha 聖なる御名への冒涜や vaisnava aparadha 献身者へ対しての冒涜などを犯せば、バクティが消えていってしまいます。するとグル・パドマは閉じ、弟子の視界からグルが消えていってしまいます。弟子はマルハナバチのようにお腹をすかせなければなりません。グル・パドマが開いた状態でいられるよう、弟子はいつも感謝の気持ちを抱き、聖なる御名や献身者に対する冒涜を避け、グルの指示に従い、「クリシュナのもとへ帰りたい」という気持ちを強く抱くことが大切なのです。


より抜粋

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